【肩甲骨はがしの落とし穴】緩めるだけでは猫背・巻き肩が悪化する理由|3ピースジム|吹田千里山|浜松初生町
- 5月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは、3ピースジムです!

近年、SNSや動画でよく見かける「肩甲骨はがし」。肩こりや首こりがスッと楽になる、肩まわりが軽くなると話題ですが、実は間違った理解のまま行うと、かえって姿勢を悪化させるリスクがあるのをご存知でしょうか?
今回は、「肩甲骨はがしの注意点」と「本当に必要な姿勢改善の考え方」について、わかりやすく解説します。
📍 肩甲骨まわりの筋肉の本当の役割
まず知ってほしいのは、肩甲骨の内側(背中側)の筋肉は、単なる“凝りポイント”ではないということ。
具体的には、
✅ 菱形筋(りょうけいきん)
✅ 僧帽筋中部・下部
といった筋肉が、肩甲骨を内側に引き寄せ、
✅ 腕や手で持つ荷物を支える
✅ 肩甲骨を安定させる
という重要な役割を果たしています。
この筋肉たちは、猫背・巻き肩で前方に引っ張られやすく、すでに弱くなっているケースがほとんどです。
⚠️ 肩甲骨はがしで起こりやすい落とし穴
「肩甲骨はがし」は、こうした内側の筋肉を一時的に緩め、肩甲骨を動かしやすくする施術です。
しかし、もともと弱くなっている筋肉をさらに緩めてしまうとどうなるでしょうか?
👉 結果的に、
肩甲骨がさらに外側へ開く(外転する)
背中側の支えが減る
胸側の筋肉(大胸筋・小胸筋・前鋸筋)がますます前に引っ張る
つまり、最初は楽になっても、猫背や巻き肩がひどくなるリスクがあるのです。
💪 本当に必要なのは「支える筋肉を鍛える」+「前側を緩める」
根本的な改善のために重要なのは次の2ステップです。
✅ 1️⃣ 背中側の“支える筋肉”を鍛える
肩甲骨を安定させるためには、
菱形筋
僧帽筋中部・下部
前鋸筋下部
といった筋肉を活性化させ、鍛える必要があります。
これにより、肩甲骨が正しい位置(背骨側に寄った位置)に収まり、胸を張りすぎず自然な姿勢がつくれるようになります。
✅ 2️⃣ 前側の“引っ張る筋肉”を緩める
猫背や巻き肩の人は、胸側の筋肉が硬く縮んでいることが多いです。
大胸筋・小胸筋
前鋸筋上部
ここをストレッチやリリースで緩めることで、肩甲骨が前に引っ張られる力を減らし、背中側の筋肉が働きやすい状態をつくります。
🔄 緩めるだけ or 鍛えるだけ、ではダメ!
重要なのは、「硬い部分を緩める × 弱い部分を鍛える」の両輪を回すこと。
肩甲骨はがしだけでは、このバランスを整えられず、逆に不安定さを助長してしまう可能性があります。
3ピースジムでは、📌 筋肉の状態をチェックし、緩めるべき部分と鍛えるべき部分を見極める📌 姿勢と動作の両方から整えるトレーニングを提供し、根本的な猫背・巻き肩改善をサポートしています。
📣 まとめ:流行に流されず、正しく理解しよう
✔️ 肩甲骨まわりの筋肉は単なる「凝りポイント」ではなく、体を支える重要な存在
✔️ 緩めるだけでは根本改善せず、むしろ悪化の可能性も
✔️ 正しく鍛え、正しく緩めることで、姿勢が自然に整う
流行りのケアを取り入れるときこそ、正しい知識を持って、自分の体と向き合うことが大切です。
「私はどこを緩め、どこを鍛えればいいの?」と思った方は、ぜひ3ピースジムにご相談ください😊
【3ピースジムについて】
3ピースジムは、「お尻・お腹・背中」を鍛えるセミパーソナルジムです。最大で5名のお客様に対して1名のトレーナーが指導に周りますので、トレーニング初心者やシニアの方にも人気のジムとなっております。トレーニングメニューは理学療法士が作成致しますので、体に不安のある方も安心して通うことができます。吹田千里山の本店の他、浜松初生町にも店舗がございます。姿勢や体の悩みを本気で改善したい方はぜひご相談ください!
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