クロックスが身体に与える影響|履き続けると姿勢や足に悪影響も?|3ピースジム|吹田千里山|浜松初生町
- 8月11日
- 読了時間: 4分
こんにちは、3ピースジムです😊
楽に履けて、見た目もカジュアルな「クロックス」やその類似サンダル、柔らかいソールのシューズ。街中でも子どもからシニアまで、多くの方が日常的に使っているのを見かけます。

確かに、柔らかいソールと軽い履き心地は魅力的です。しかし、実は長時間・日常的に履くことはおすすめできません。
ちょっとしたベランダ用や短時間の利用ならまだしも、買い物や散歩、通勤・通学で履き続けると、姿勢や足の機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
今回は、クロックスが身体に与える3つのデメリットをご紹介します。
① 姿勢が崩れやすくなる
私たちの身体は、姿勢を保つために3つの感覚を使っています。
体性感覚:足裏などの接地面から、身体の位置や重心を感じ取る感覚
視覚:目から得られる水平・空間の情報
前庭感覚:三半規管で感じ取る頭の傾きや動きの情報
足の裏には「メカノレセプター」という感覚受容器があり、地面の傾きや重心の位置などを脳に伝える重要な役割を果たしています。
しかし、クロックスなどのような柔らかいソールは、この足裏のセンサーからの情報を鈍らせてしまいます。その結果、重心の位置や地面の情報が正しく脳に届かず、姿勢を保つために視覚に頼りすぎる状態に。
この状態では、頭が前に出て首の後ろの筋肉(後頭下筋群)が緊張しやすくなり、ストレートネック・猫背・巻き肩といった不良姿勢の原因になります。
② 扁平足になりやすい
足には本来、
衝撃を吸収する“柔らかい足”
地面を押し出す“硬い足”という二つの機能があります。
柔らかいソールの靴では、地面からの感覚が伝わりにくいため、足自体の衝撃吸収機能が使われず、筋肉や関節が弱ってしまいます。
さらに、蹴り出し時に必要な親指の付け根の力や足指の筋力も低下。これにより足のアーチが崩れ、扁平足になりやすくなります。
扁平足は膝や腰への負担を増やし、歩行速度の低下や、お尻の筋肉が使えない原因にもなります。結果として、ふくらはぎやお尻のラインも崩れやすくなるのです。
③ ケガのリスクが高まる
姿勢が崩れ、足裏の機能が低下すると、スポーツや日常動作でのケガリスクが一気に上がります。
特に、
膝の靭帯損傷
腰痛
足首や膝のオーバーユース障害などのリスクが高まります。
また、足裏センサーの働きが鈍くなると、転倒やバランス崩れの危険も増加。瞬間的な方向転換や段差での反応が遅れ、靭帯や半月板を痛める可能性もあります。
近年では、小学生の転倒による顔面のケガや骨折も増えており、その原因のひとつとして足裏感覚の低下が指摘されています。
日常的に履くのは避けましょう
クロックスや柔らかいソールのサンダル・シューズは、
ベランダ用
ちょっとした室内履き程度にとどめましょう。
特にシニアの方は、膝・腰・足首の関節変形や転倒のリスクが高くなるため、日常での長時間使用はおすすめできません。
正しい足の使い方で姿勢も改善
靴を見直すのと同時に、正しい姿勢と足の筋肉の使い方を身につけることが大切です。
3ピースジムでは、
足首周りの柔軟性向上のためのストレッチ
足首周りの筋肉のトレーニング
お尻・体幹の強化
姿勢や歩き方の改善
のサポートが可能です♪もし「最近バランスが悪くなった気がする」「膝や腰が不安」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください😊
【3ピースジムについて】
3ピースジムは、「お尻・お腹・背中」を鍛えるセミパーソナルジムです。最大で5名のお客様に対して1名のトレーナーが指導に周りますので、トレーニング初心者やシニアの方にも人気のジムとなっております。トレーニングメニューは理学療法士が作成致しますので、体に不安のある方も安心して通うことができます。吹田千里山の本店の他、浜松初生町にも店舗がございます。姿勢や体の悩みを本気で改善したい方はぜひご相談ください!